営業人のための販売管理システムとの付き合い方vol.4

販売管理システムの販売単価設定方法3パターン

このコラムでは、”営業人のための販売管理システムとの付き合い方”と題して、どうすれば販売管理システムの導入・運用が上手くいくのか、或いは、どの様なときに失敗しやすいかについて、システム提供側である筆者の実体験も交えてお伝えしています。

第4回である今回は、「販売管理システムの販売単価設定方法3パターン」についてお伝えします。

販売単価は商取引において、大変重要な項目の一つです。故に販売管理システムにおいても、適切に登録、管理していく必要があります。

販売管理システムが稼働したあとに、単価の管理方法を変更するのは大変難しいため、導入前にきちんと整理しておくことをおすすめします。

販売単価の設定方法は、下記の3パターンに(ほぼ)集約されます。皆様の会社が下記の3パターンのどれに当てはまるのか、あるいは、複数パターンの組み合わせなのか、是非考えてみてください。

パターン①)1商品1単価
パターン②)1商品で販売先毎に単価が違う
パターン③)1商品で販売ロット数により単価が違う

以下、詳しく解説します。

パターン①)1商品1単価

カタログ販売等がこれに当たります。1商品で1単価ですので、下記の様な登録になります。

商品A 1,000円
商品B 1,200円

パターン②)1商品で販売先毎に単価が違う

同じ商品でも販売先毎の取引条件により、単価が変わるパターンです。

商品Aを 販売先Xに 1,300円
商品Aを 販売先Yに 1,500円

パターン③)1商品で販売ロット数により単価が違う

同じ商品でもボリュームディスカウントがあるパターンです。

商品Aを 1個から99個は 1,300円
商品Aを 100個以上は 少し安めに1,250円

当記事では、代表的な3パターンを紹介しましたが、実際には特定期間のみキャンペーンが行われたりする等、例外も多々あるかと思います。

是非、皆様の会社の単価に関する運用が、どのパターンに当てはまるのかを整理して、上手に販売管理システムに反映してみてください。


松村 稔 プロフィール

上海レンユアー総経理

2003年から上海で日系企業向けに業務システムの構築サービスを提供。 属人化を排除しつつ、お客様独自の強みを強化する業務システム構築を得意とする。 大規模な工場系基幹システムから、クラウドを活用した商社向けの販売管理システムまで、幅広い経験を活かして、多数の大手企業のシステム導入に参画。


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