営業人のためのWEBデザインノウハウVol.7

解像度について

こんにちは。ワンダースター株式会社の竹内です。
今回は、解像度というテーマでお話させて頂きます。

WEBサイトの制作や運営の現場では、「解像度」という言葉は結構使われますので、皆さんも比較的馴染みがあるのではないかと思います。

しかしながら、解像度について、正確に理解している人は多くはないかもしれません。
ここでは解像度という言葉を少し詳しくご説明したいと思います。

解像度は、ドットパーインチ(DPI=ディーピーアイ)という単位で表現される画像の密度を表す数値です。
つまり、1インチの長さの中に、どれだけドットがあるかということを表しています。
1インチは、約2.5cmですので、2.5cmの中のドットの数がDPIの数値ということになります。

デジタルカメラの画質の表現に、よくDPIは使用されますのでこちらの単位も比較的馴染みがあるのではないでしょうか。

ちなみにドットは、PX(ピクセル)という単位で数値化されます。
例えば、50DPIで横幅2インチの画像は、ドットが横に100個あるということですので、横幅100PX(ピクセル)の大きさということになります。

一般的なモニターの解像度

WEBの世界では、画像はモニターを通して見ることになります。
モニターの画質も解像度で表現されますが、一般的には72DPIまたは92DPIとなっています。

72DPIという数値を分かりやすく説明しますと、約2.5cmの長さの中に、72個のドットがあるということになります。
以下に縦横2.5cmの正方形がありますが、こちらの縦横にそれぞれ白と黒を交互に72個並べてみましたが、1つ1つの粒が72DPIのモニターの最小の粒ということになります。

白と黒を交互に配置していますので、なんとか粒がわかる状態になっていますが、以下のような一般的な風景写真になると、72DPIでもほとんどドットの粒は視認できません。
1つ1つの粒どうしの色は極端に変わることがなく、隣り合うドットは徐々に色が変わっていきますから、ドットの境界線が目では分からなくなります。

一般的なモニターの解像度よりも低い場合

少しDPIの数値を下げてみるとどうなるか試してみましょう。

以下が36DPIの画像です。

同じサイズの大きさの中に入るドットの数が減りますので画像自体のフレーミングも変わってしまいますが、細かい枝の表現などが難しくなってきていて、ドットの粒が少し見えるようになっていると思います。

これがさらに16DPIになると以下のようになります。

かなりドットの粒がはっきりと見えるようになりました。
ドットの数も数えられるようになるくらいかと思います。

WEBの世界では、モニターを通して画像を見ますので、72DPIより少なくなれば画像がぼけて見えるようになります。したがって、使用する画像の解像度については、72DPI以上のものを使うことが必要になります。


竹内 光 プロフィール

ワンダースター株式会社 代表取締役
上海良星造想信息技術有限公司 総経理

2004年 京都市立芸術大学構想設計専攻卒業 2007年 WEB制作会社、広告会社のWEB関連の業務経験を経て独立。 2009年 中国(上海)に上海良星造想信息技術有限公司を設立。 2014年 日本(東京)にワンダースター株式会社を設立。 企業向けのWEBマーケティングのコンサルティング業務を中心に中国、日本で活動している。


本誌掲載の写真 ・ 記事 ・ 図版を無断で転写 ・ 複写することを禁じます。

関連記事