Vol.6 交渉学の原理③【譲歩】「ツォイテンの原理」「飛躍の原理」
交渉とは、ズルいものでも怖いものでもありません。限られた資源を奪い合うのではなく、むしろ大きく育てていく創造的なスキルです。自分と交渉相手、社会とをつなぎゆたかにする、これからの時代の交渉学を知ってみませんか。この番組では、対談形式で身近な事例から交渉の真の価値を皆さまにお伝えしていきます。
交渉学の原理③【譲歩】「ツォイテンの原理」「飛躍の原理」
引き続き、交渉学の原理をお伝えしていきます。
今回ご紹介するのは譲歩に関する原理2点「ツォイテンの原理」「飛躍の原理」。
また、この原理を「小牧長久手の戦い」における豊臣秀吉の事例から説明します。
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【TODAY’S TOPICS】
・譲歩の原理/「ツォイテンの原理」「飛躍の原理」
・ツォイテンの原理/交渉においては、弱いほうが先に譲歩する傾向がある
・飛躍の原理/難易度の高い交渉の場合、最後に大きく譲歩することで合意を得やすい
※一般的な譲歩戦術:初期は譲歩幅を大きく、終盤は小さく
・原理はあれど、譲歩に正解はなし
・強者であるのに大幅な譲歩をした「小牧長久手の合戦」における豊臣秀吉の事例
・天下を取るという大きな目的にフォーカスし、家康との武力対立を避けた
【INFORMATION】
12月9日 BS11「偉人・敗北からの教訓」に交渉協会代表理事である安藤が出演します。
交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、
「交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。
◎伝える人:安藤雅旺(あんどうまさあき)・株式会社トランスエージェント代表取締役。NPO法人日本交渉協会代表理事。「仁の循環・合一の実現」を理念に、交渉力協働力向上支援事業、BtoB営業マーケティング支援事業などを展開している。
著書:『心理戦に負けない極意(共著)』PHP出版・『中国に入っては中国式交渉術に従え!(共著)』日刊工業新聞社・『交渉学ノススメ(監修)』生産性出版・『論語営業のすすめ』生産性出版
◎聞く人:星野良太・人まず株式会社代表。コピーライター・講師。声の対談メディアWorkTeller主催。
著書:「コロナ時代に、オンラインでコーチングをはじめてみた。」
【運営】
日本交渉学協会/高い交渉力を持ち社会に貢献できる人物を「交渉アナリスト」資格として認定する活動や、交渉力向上に役立つ情報発信、企業や大学、行政機関での交渉力普及のための研修コンテンツの提供などを実施。
【関連資格】
交渉アナリスト/MBAレベルの交渉学の知識と交渉技術を兼ね備えた、交渉の実践者を認定する資格。