論語「義」と算盤「利」の一致を志す「士魂商才の営業人」支援サイト
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・安藤雅旺（トランスエージェント代表取締役）
・筧裕介（トランスエージェント上海 総経理）
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営業人.com Spirits 『士魂商才』
営業人.comは日本資本主義の父である渋沢栄一が唱えた「士魂商才」の精神を営業人のあり方の手本としています。
渋沢栄一著『論語と算盤』より
昔、菅原道真は和魂漢才ということを言った。これはおもしろいことと思う。これに対して私は常に士魂商才ということを唱道するのである。和魂漢才とは日本人に日本特有なる日本魂（やまとだましい）というものを根底にしなければならないが、しかし中国は国も古し、文化も開けて孔子、孟子のごとき聖人賢人を出しているくらいであるから、政治方面、文学方面その他において日本より一日の長がある。それゆえ漢土の文物学問を習得して才芸を養わねばならぬという意味であって、その文物学問は、書物も沢山あるけれども、孔子の言行を記した論語が中心となっておるのである、 （中略） 士魂商才というのも同様の意義で、人間の世の中に立つには武士的精神の必要であることは無論であるが、しかし武士的精神のみに偏して商才というものがなければ、経済の上からも自滅を招くようになる、ゆえに士魂にして商才がなければならぬ、その士魂を養うには、書物という上からはたくさんあるけれども、やはり論語は最も士魂養成の根底となるものと思う。それならば商才はどうかというに、商才も論語において十分養えるというのである、道徳上の書物と商才は何の関係がないようであるけれども、その商才というものも、もともと道徳を以て根底としたものであって道徳を離れた不道徳、欺瞞、浮華、軽佻の商才は、いわゆる小才人、小悧口であって、決して真の商才ではない、ゆえに商才は道徳と離るべかざるものとすれば、道徳の書たる論語によって養えるわけである。
DX時代の営業人に求められること～CIBnetworkとは～
安藤雅旺
DXの流れの中で、ますます我々営業人の役割は重要となってきています。ニーズとシーズの単なるマッチングやコーディネートはWebマーケティングが中心的な担い手となり、営業人には顧客に対するソリューションの提供や顧客との協働による価値創造、市場ニーズをもとにした新商品・サービスの開発に対する方向づけなどよりハイレベルな役割が求められるようになりました。 決まった商品を決まったチャネルに売り込むセリングの担い手としてのセールスマンからモノやサービスを売るだけの役割に留まらず、顧客と対話し、市場を創造するプロフェッショナル営業人に変革していく必要があります。
CIBnetworkとは営業人としての付加価値を向上させたいと考え自己研鑽を積んでいる方々の相互支援のネットワークです。※CIBとは、Co-creative Interface Builderを指します。
普段の仕事ではどうしても一人ひとりの個人活動や同じ会社の中だけでの活動になりがちな営業人の方々が個人や組織の垣根を越えて相互に協力し、発展できるネットワーク・共同体をつくりたいという思いからCIBnetworkを発足いたしました。営業人としての誇りを相互研鑽のなかで磨いていける場にしていければ幸いです。CIBnetworkは東京と上海、台北で勉強会・交流会「CIBnetwork義利合一商道会」（旧名称：王牌商道会）を不定期で実施しています。さまざまな業界で活躍している営業人の方々が、学び合い、信頼関係を構築し、相互支援する場としてご活用ください。
