Vol.36 社会事業家「大義・志」による交渉・リーダーシップ前編 ピーターD.ピーダーセン
交渉とは、ズルいものでも怖いものでもありません。限られた資源を奪い合うのではなく、むしろ大きく育てていく創造的なスキルです。自分と交渉相手、社会とをつなぎゆたかにする、これからの時代の交渉学を知ってみませんか。この番組では、対談形式で身近な事例から交渉の真の価値を皆さまにお伝えしていきます。
社会事業家「大義・志」による交渉・リーダーシップ前編 ピーターD.ピーダーセン
今回から4回にわたり、ピーター D. ピーダーセン氏のお話をお届けします。特に今回と次回の2回は、ピーター氏のこれまでの人生の歩みを振り返り、何を重要視して行動してこられたのかをリーダーシップ観点からお話しいただきます。
◎ピーター D. ピーダーセン氏のご経歴
・大学院大学至善館教授
・NPO法人NELIS代表理事
・株式会社明治ホールディングス、株式会社丸井グループ社外取締役
・株式会社トランスエージェント会長、同社が運営するManagement Innovation School代表
1967年デンマーク生まれ、日本在住33年。
1995年から、日本で環境経営・CSR・サステナビリティ経営・ESG・SDGsに携わり、各業界におけるリーディング・カンパニーのサステナビリティ戦略、人材育成、経営者育成などを支援。日本におけるサステナビリティ経営の黎明期の第一線で活動し、現在も、丸井グループ、明治ホールディングスの他、NEC、アスクル、第一生命などでサステナビリティ・アドバイザーを務める。
2014年より、「組織的レジリエンス」も研究テーマとし、「マネジメント・イノベーション」を起こすための独自フレームワークとして、「トリプルA」経営を提唱。4回にわたる大規模な企業調査と、研修、セミナー、企業への助言を通じて、しなやかで強い組織の作り方や、企業における次世代リーダー育成に取り組む。
著書に、『しなやかで強い組織のつくりかた』(2022年、生産性出版)、『SDGsビジネス戦略ワークブック』(2022年、日刊工業新聞)、『ソーシャル・イントラプレナー~会社にいながら未来を変える生き方』(2022年、生産性出版、監修)、『レジリエント・カンパニー』(2014年、東洋経済新報社)、『第5の競争軸』(2009年、朝日新聞出版)など多数。
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【TODAY’S TOPICS】
・1984年から1年間、日本へ留学
・1999年、地球の未来をよくするためプラネット出版を起業
・共同経営者の不誠実な対応により数千万円の借金を背負い撤退
・株式会社イースクエアを立ち上げ、企業に対するCSR・サステナビリティに関するコンサルティング事業を始める
・72名のエンジェル投資家を集め、1億3409万円の投資を受ける
・36か月のネガティブキャッシュフローを乗り越え、それ以降は無借金の黒字経営へ
◎困難を乗り越えるためには、大義とネットワーク資本が大切
◎身体に向き合う2年間から、身体の健康、内面のコントロールの重要さも体感
お聞きいただきありがとうございました。
交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、
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◎伝える人:安藤雅旺(あんどうまさあき)・株式会社トランスエージェント代表取締役。NPO法人日本交渉協会代表理事。「仁の循環・合一の実現」を理念に、交渉力協働力向上支援事業、BtoB営業マーケティング支援事業などを展開している。
著書:『心理戦に負けない極意(共著)』PHP出版・『中国に入っては中国式交渉術に従え!(共著)』日刊工業新聞社・『交渉学ノススメ(監修)』生産性出版・『論語営業のすすめ』生産性出版
◎聞く人:星野良太・人まず株式会社代表。コピーライター・講師。声の対談メディアWorkTeller主催。
著書:「コロナ時代に、オンラインでコーチングをはじめてみた。」
【運営】
日本交渉学協会/高い交渉力を持ち社会に貢献できる人物を「交渉アナリスト」資格として認定する活動や、交渉力向上に役立つ情報発信、企業や大学、行政機関での交渉力普及のための研修コンテンツの提供などを実施。
【関連資格】
交渉アナリスト/MBAレベルの交渉学の知識と交渉技術を兼ね備えた、交渉の実践者を認定する資格。