Vol.119 「人はなぜ騙されるのか」第2回 攻撃と対策―フィッシング、偽情報、心理操作 吉山洋一

交渉とは、ズルいものでも怖いものでもありません。限られた資源を奪い合うのではなく、むしろ大きく育てていく創造的なスキルです。自分と交渉相手、社会とをつなぎゆたかにする、これからの時代の交渉学を知ってみませんか。この番組では、対談形式で身近な事例から交渉の真の価値を皆さまにお伝えしていきます。
Vol.119 「人はなぜ騙されるのか」第2回 攻撃と対策―フィッシング、偽情報、心理操作 吉山洋一
前回に引き続き、株式会社国際協力データサービスでセキュリティ戦略やDX推進に携わる吉山洋一氏をお迎えし、テーマ「人はなぜ騙されるのか」についてお話を伺います。第2回は、フィッシング詐欺やフェイクニュースなどの具体的な攻撃手口と、それらが悪用する「心理トリガー」、そしてナラティブ(物語)への対抗策についてです。
◎吉山洋一氏のご経歴
株式会社国際協力データサービスビジネスクリエーション課課長
ITコーディネータ実務研究会会員
セキュリティ戦略、組織マネジメント、新規事業開発、人材育成に携わりながら、DX推進とセキュリティ意識の改革を実践。
企業の変革支援とともに、大学ではプロジェクトマネジメントの客員講師として後進の育成にも注力している。
著書『コグニティブセキュリティ実践入門』(2025年)は、Amazon「ビジネス交渉」「ビジネスの意思決定」部門で1位を獲得。
技術では防ぎきれない“人の脆弱性”に焦点を当て、攻撃に惑わされない思考力と、対話による意思決定の重要性を解説している。
『コグニティブセキュリティ実践入門-デジタル時代の戦略的意思決定』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DSTXC5H4/
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【TODAY’S TOPICS】
◎具体的な攻撃手法と狙い
・フィッシング、偽情報、ディープフェイク等の代表例
・「緊急性・権威・親切心」の悪用で理性をハックする
・システムではなく「判断プロセス」が狙われている
◎悪意ある交渉と心理トリガー
・交渉でも使われる「権威・希少性・緊急性」の罠
・「今だけ」「あの人の推薦」は思考停止を招く
・防御の鍵は「メタ認知(なぜ今焦っているか)」
◎ナラティブ(物語)の力と真実
・事実は「物語(ナラティブ)」に負けやすい
・SNSで拡散される「怒りと恐怖」のメカニズム
・対策:「事実と物語の分離」と「誰が得するか」の視点
◎組織的な防御とトレーニング
・座学より「体験(模擬訓練)」が有効
・失敗を叱責せず、内省(リフレクション)する組織文化へ
・個人の対策:「感情モニタリング」の習慣化
お聞きいただきありがとうございました。
交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、
「交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。
◎伝える人:安藤雅旺(あんどうまさあき)・株式会社トランスエージェント代表取締役。NPO法人日本交渉協会代表理事。「仁の循環・合一の実現」を理念に、交渉力協働力向上支援事業、BtoB営業マーケティング支援事業などを展開している。
著書:『心理戦に負けない極意(共著)』PHP出版・『中国に入っては中国式交渉術に従え!(共著)』日刊工業新聞社・『交渉学ノススメ(監修)』生産性出版・『論語営業のすすめ』生産性出版
◎聞く人:星野良太・人まず株式会社代表。コピーライター・講師。声の対談メディアWorkTeller主催。
著書:「コロナ時代に、オンラインでコーチングをはじめてみた。」
【運営】
日本交渉学協会/高い交渉力を持ち社会に貢献できる人物を「交渉アナリスト」資格として認定する活動や、交渉力向上に役立つ情報発信、企業や大学、行政機関での交渉力普及のための研修コンテンツの提供などを実施。
【関連資格】
交渉アナリスト/MBAレベルの交渉学の知識と交渉技術を兼ね備えた、交渉の実践者を認定する資格。





