Vol.120 「人はなぜ騙されるのか」第3回未来への備え―AI、情報過多、教育 吉山洋一

交渉とは、ズルいものでも怖いものでもありません。限られた資源を奪い合うのではなく、むしろ大きく育てていく創造的なスキルです。自分と交渉相手、社会とをつなぎゆたかにする、これからの時代の交渉学を知ってみませんか。この番組では、対談形式で身近な事例から交渉の真の価値を皆さまにお伝えしていきます。
Vol.120 「人はなぜ騙されるのか」第3回未来への備え―AI、情報過多、教育 吉山洋一
全3回シリーズ「人はなぜ騙されるのか」の最終回です。前回までは、今そこにある危機(フィッシングや心理操作)について扱いましたが、今回は視点を「未来」へ移します。AIやディープフェイクが進化し、情報が爆発的に増える社会で、私たちはどう人間らしい判断力を保てばいいのか。セキュリティ専門家の吉山洋一氏と共に、これからの「信頼のつくり方」と「教育」について考えます。
◎吉山洋一氏のご経歴
株式会社国際協力データサービスビジネスクリエーション課課長
ITコーディネータ実務研究会会員
セキュリティ戦略、組織マネジメント、新規事業開発、人材育成に携わりながら、DX推進とセキュリティ意識の改革を実践。
企業の変革支援とともに、大学ではプロジェクトマネジメントの客員講師として後進の育成にも注力している。
著書『コグニティブセキュリティ実践入門』(2025年)は、Amazon「ビジネス交渉」「ビジネスの意思決定」部門で1位を獲得。
技術では防ぎきれない“人の脆弱性”に焦点を当て、攻撃に惑わされない思考力と、対話による意思決定の重要性を解説している。
『コグニティブセキュリティ実践入門-デジタル時代の戦略的意思決定』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DSTXC5H4/
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【TODAY’S TOPICS】
◎3つの未来課題と「感情のショートカット」
・情報過多とAIの巧妙化で「考える」より「感じる」が優先される
・SNSの怒りや恐怖が誘発する思考停止(ショートカット)
・防御の第一歩は「自分の感情の近道」に気づく勇気
◎AI時代の「確認できる信頼」の設計
・ディープフェイク対策:「信じる」から「確かめる」前提へ
・デジタル署名など、言った言わないを防ぐインフラ設計
・AIと共進化し、人間は「倫理」と「正しく疑う力」を担う
◎未来を支える教育の役割
・思考の癖がつく前の「早期リテラシー教育」の重要性
・「疑うこと」は否定ではなく、誠実さであると教える
・技術が進化しても、最終的に社会を動かすのは「人の判断」
お聞きいただきありがとうございました。
交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、
「交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。
◎伝える人:安藤雅旺(あんどうまさあき)・株式会社トランスエージェント代表取締役。NPO法人日本交渉協会代表理事。「仁の循環・合一の実現」を理念に、交渉力協働力向上支援事業、BtoB営業マーケティング支援事業などを展開している。
著書:『心理戦に負けない極意(共著)』PHP出版・『中国に入っては中国式交渉術に従え!(共著)』日刊工業新聞社・『交渉学ノススメ(監修)』生産性出版・『論語営業のすすめ』生産性出版
◎聞く人:星野良太・人まず株式会社代表。コピーライター・講師。声の対談メディアWorkTeller主催。
著書:「コロナ時代に、オンラインでコーチングをはじめてみた。」
【運営】
日本交渉学協会/高い交渉力を持ち社会に貢献できる人物を「交渉アナリスト」資格として認定する活動や、交渉力向上に役立つ情報発信、企業や大学、行政機関での交渉力普及のための研修コンテンツの提供などを実施。
【関連資格】
交渉アナリスト/MBAレベルの交渉学の知識と交渉技術を兼ね備えた、交渉の実践者を認定する資格。





