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人をつなぐ、未来をつなぐ。 トレードオンの交渉学

Vol.62 交渉哲学研究 新渡戸稲造

交渉とは、ズルいものでも怖いものでもありません。限られた資源を奪い合うのではなく、むしろ大きく育てていく創造的なスキルです。自分と交渉相手、社会とをつなぎゆたかにする、これからの時代の交渉学を知ってみませんか。この番組では、対談形式で身近な事例から交渉の真の価値を皆さまにお伝えしていきます。

交渉哲学研究 新渡戸稲造

◎新渡戸稲造 略歴
・『武士道』著者
・岩手県生まれ、札幌農学校の第二期生で、内村鑑三らと学ぶ。
・卒業後、アメリカ・ドイツに留学、帰国後、札幌農学校の教員となる。
・1901年、台湾総督府民政長官の後藤新平より引き抜かれ、台湾総督府にて働く。
・台湾における糖業発展に貢献する。
・その後、京都大学教授、東京大学教授、東京女子大学初代学長を経て、国際連盟の事務次長に就任する。
・国際連盟の事務次長時代の有名な功績としては、フィンランドとスウェーデンの間で起こった領土問題、オーランド問題を解決に導く=「新渡戸裁定」
※オーランド問題の詳細は「Vol.12 交渉学を学ぶ 「交渉アナリスト」資格について」にて触れております。
・1933年、太平洋平和会議@カナダに日本代表として出席し、「感情ではなく理性で、利己ではなく正義が、人類と国家の最低の基準となる日が来ることを期待することは、あまりに多くのことを望むのであろうか」という演説を行い、その帰路に亡くなる。
・「良き国際人は良き愛国者であり、良き愛国者は良き国際人である」

▼中国大陸からアクセスされている方はこちらからお聴きください。

▼中国大陸以外からアクセスされている方は下記サイトよりお聴きください。

【TODAY’S TOPICS】

◎『世渡りの道/新渡戸稲造著』応対談話の7要件(=交渉哲学)
 ①応対に気取ることを止めよ
 ②人に対して障壁を構うるなかれ
 ③応対には商売気を出すなかれ
 ④応対に慎むべき追従
 ⑤謙遜しすぎた不快の応対
 ⑥対手によりて、応対の言語を選べ
 ⑦対手より利益を得るを心掛けよ

お聞きいただきありがとうございました。
交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、
「交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。

◎伝える人:安藤雅旺(あんどうまさあき)・株式会社トランスエージェント代表取締役。NPO法人日本交渉協会代表理事。「仁の循環・合一の実現」を理念に、交渉力協働力向上支援事業、BtoB営業マーケティング支援事業などを展開している。
著書:『心理戦に負けない極意(共著)』PHP出版・『中国に入っては中国式交渉術に従え!(共著)』日刊工業新聞社・『交渉学ノススメ(監修)』生産性出版・『論語営業のすすめ』生産性出版

◎聞く人:星野良太・人まず株式会社代表。コピーライター・講師。声の対談メディアWorkTeller主催。
著書:「コロナ時代に、オンラインでコーチングをはじめてみた。」

【運営】
日本交渉学協会/高い交渉力を持ち社会に貢献できる人物を「交渉アナリスト」資格として認定する活動や、交渉力向上に役立つ情報発信、企業や大学、行政機関での交渉力普及のための研修コンテンツの提供などを実施。

【関連資格】
交渉アナリスト/MBAレベルの交渉学の知識と交渉技術を兼ね備えた、交渉の実践者を認定する資格。

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