Vol.37 社会事業家「大義・志」による交渉・リーダーシップ後編 ピーターD.ピーダーセン
交渉とは、ズルいものでも怖いものでもありません。限られた資源を奪い合うのではなく、むしろ大きく育てていく創造的なスキルです。自分と交渉相手、社会とをつなぎゆたかにする、これからの時代の交渉学を知ってみませんか。この番組では、対談形式で身近な事例から交渉の真の価値を皆さまにお伝えしていきます。
社会事業家「大義・志」による交渉・リーダーシップ後編 ピーターD.ピーダーセン
前回に引き続き、ピーター D. ピーダーセン氏の人生を振り返ります。世界中の次世代リーダーネットワークをつくる「NELIS」について、そして「心・体・間・公」を軸にした「リーダーシップ道場」の考え方についてお話しいただきました。
◎ピーター D. ピーダーセン氏のご経歴
・大学院大学至善館教授
・NPO法人NELIS代表理事
・株式会社明治ホールディングス、株式会社丸井グループ社外取締役
・株式会社トランスエージェント会長、同社が運営するManagement Innovation School代表
1967年デンマーク生まれ、日本在住33年。
1995年から、日本で環境経営・CSR・サステナビリティ経営・ESG・SDGsに携わり、各業界におけるリーディング・カンパニーのサステナビリティ戦略、人材育成、経営者育成などを支援。日本におけるサステナビリティ経営の黎明期の第一線で活動し、現在も、丸井グループ、明治ホールディングスの他、NEC、アスクル、第一生命などでサステナビリティ・アドバイザーを務める。
2014年より、「組織的レジリエンス」も研究テーマとし、「マネジメント・イノベーション」を起こすための独自フレームワークとして、「トリプルA」経営を提唱。4回にわたる大規模な企業調査と、研修、セミナー、企業への助言を通じて、しなやかで強い組織の作り方や、企業における次世代リーダー育成に取り組む。
著書に、『しなやかで強い組織のつくりかた』(2022年、生産性出版)、『SDGsビジネス戦略ワークブック』(2022年、日刊工業新聞)、『ソーシャル・イントラプレナー~会社にいながら未来を変える生き方』(2022年、生産性出版、監修)、『レジリエント・カンパニー』(2014年、東洋経済新報社)、『第5の競争軸』(2009年、朝日新聞出版)など多数。
▼中国大陸からアクセスされている方はこちらからお聴きください。
▼中国大陸以外からアクセスされている方は下記サイトよりお聴きください。
【TODAY’S TOPICS】
・軽井沢の森を歩きながら体と内面を見つめ直す2年間
・ゼロベース(更地)の状態から、これからの人生を考えた
・世界の次世代リーダーが繋がるグローバルネットワーク「NELIS」というアイデア
・2015年10月に世界中の次世代リーダーを滋賀県に招聘することを決め、14か国から25名の次世代リーダーを集めることができた
・およそ10年後の今、「NELIS」は110か国から13000人が参加するネットワークへ成長
◎「共通善」「多様性」「レスポンシブネス」によりティール組織化を実現
◎「心・体・間・公」という4つのフィールドを軸に、リーダーシップの本質を見つけ共通善を生み出す実践の場「リーダーシップ道場」を追求したい
お聞きいただきありがとうございました。
交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、
「交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。
◎伝える人:安藤雅旺(あんどうまさあき)・株式会社トランスエージェント代表取締役。NPO法人日本交渉協会代表理事。「仁の循環・合一の実現」を理念に、交渉力協働力向上支援事業、BtoB営業マーケティング支援事業などを展開している。
著書:『心理戦に負けない極意(共著)』PHP出版・『中国に入っては中国式交渉術に従え!(共著)』日刊工業新聞社・『交渉学ノススメ(監修)』生産性出版・『論語営業のすすめ』生産性出版
◎聞く人:星野良太・人まず株式会社代表。コピーライター・講師。声の対談メディアWorkTeller主催。
著書:「コロナ時代に、オンラインでコーチングをはじめてみた。」
【運営】
日本交渉学協会/高い交渉力を持ち社会に貢献できる人物を「交渉アナリスト」資格として認定する活動や、交渉力向上に役立つ情報発信、企業や大学、行政機関での交渉力普及のための研修コンテンツの提供などを実施。
【関連資格】
交渉アナリスト/MBAレベルの交渉学の知識と交渉技術を兼ね備えた、交渉の実践者を認定する資格。