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人をつなぐ、未来をつなぐ。 トレードオンの交渉学

Vol.153 非言語の説得力「声のトーンと間の支配」 加藤有祐

交渉とは、ズルいものでも怖いものでもありません。限られた資源を奪い合うのではなく、むしろ大きく育てていく創造的なスキルです。自分と交渉相手、社会とをつなぎゆたかにする、これからの時代の交渉学を知ってみませんか。この番組では、対談形式で身近な事例から交渉の真の価値を皆さまにお伝えしていきます。


Vol.153 非言語の説得力「声のトーンと間の支配」 加藤有祐

今回は、日本交渉協会理事の加藤氏をゲストにお迎えし、交渉やプレゼンテーションの現場で成否を左右する「非言語の説得力(声のトーンと間の支配)」をテーマにお届けします。「内容は素晴らしいのに、伝え方で損をしている」「沈黙の気まずさに耐えかねて、つい余計な値引きをしてしまう」——そんな経験はありませんか?本エピソードでは、メラビアンの法則から読み解く非言語の重要性をはじめ、交渉で最も恐れられる「沈黙」を味方につけるマインドセット転換(ゴールデンサイレンス)、本気度とワクワク感を伝える「声のトーンの使い分け」、そして相手が自然と話しやすくなる「場の空気のデザイン術」について徹底解説します。

加藤有祐氏のご経歴
日本交渉協会理事/一部上場企業 子会社 代表取締役社長 兼 CEO

▼中国大陸からアクセスされている方はこちらからお聴きください。

▼中国大陸以外からアクセスされている方は下記サイトよりお聴きください。

【TODAY’S TOPICS】

 ◎「内容」ではなく「伝え方」で損をしていませんか?
・非言語がもたらす圧倒的な影響力
 メラビアンの法則が示す通り、言語情報はわずか7%。視線のおよぎや声の上ずりなど、非言語の乱れが提案の説得力を奪ってしまう。
・交渉現場で最も恐ろしい「沈黙の数秒間」
条件提示後の沈黙に耐えきれず、頼まれてもいないのに自ら口を開いて条件を譲歩してしまう「沈黙負け」の罠。

◎沈黙は気まずい空白ではなく「相手へのプレゼント(ギフト)」
・「思考のプロセス」を邪魔しない優しさ
重要な決断ほど静かにじっくり考えたいもの。沈黙を恐れず見守ることは、相手に思考の時間をプレゼントする「ギバーとしての気配り」。
・ゴールデンサイレンス(沈黙の活用)
あえて口にチャックをして間を取ることで、相手がプレッシャーに耐えかねて「実は予算が……」と本音や潜在ニーズを明かしてくれる効果も。

◎説得力を高める「声のトーン」の使い分け
・数字や条件提示は「低めのトーン」で本気度と信頼感を伝える
・未来のビジョンや共創を語る際は「高めのトーン」でワクワク感を演出する
・一本調子を避け、内容に応じて音程を切り替えることが場の空気を作る

◎主導権を握るとは「場の空気をデザインすること」
・まくしたてて相手を圧倒するのではなく、相手が「話しやすい」「考えやすい」環境を整えることこそが真の主導権。

◎明日からできる実践アクション
・価格提示や指示のあと、心の中で「あえて3秒間」数えて黙ってみる。

次回は、相手のNOをYESに変える「リフレーミングの技術」をお届けします。


お聞きいただきありがとうございました。
交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、
「交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。

◎伝える人:安藤雅旺(あんどうまさあき)・株式会社トランスエージェント代表取締役。NPO法人日本交渉協会代表理事。「仁の循環・合一の実現」を理念に、交渉力協働力向上支援事業、BtoB営業マーケティング支援事業などを展開している。
著書:『心理戦に負けない極意(共著)』PHP出版・『中国に入っては中国式交渉術に従え!(共著)』日刊工業新聞社・『交渉学ノススメ(監修)』生産性出版・『論語営業のすすめ』生産性出版

◎聞く人:星野良太・人まず株式会社代表。コピーライター・講師。声の対談メディアWorkTeller主催。
著書:「コロナ時代に、オンラインでコーチングをはじめてみた。」

【運営】
日本交渉学協会/高い交渉力を持ち社会に貢献できる人物を「交渉アナリスト」資格として認定する活動や、交渉力向上に役立つ情報発信、企業や大学、行政機関での交渉力普及のための研修コンテンツの提供などを実施。

【関連資格】
交渉アナリスト/MBAレベルの交渉学の知識と交渉技術を兼ね備えた、交渉の実践者を認定する資格。

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