Vol.19 弁護士と交渉学について(ゲスト:法律事務所maru 代表弁護士 田口泰規)
交渉とは、ズルいものでも怖いものでもありません。限られた資源を奪い合うのではなく、むしろ大きく育てていく創造的なスキルです。自分と交渉相手、社会とをつなぎゆたかにする、これからの時代の交渉学を知ってみませんか。この番組では、対談形式で身近な事例から交渉の真の価値を皆さまにお伝えしていきます。
弁護士と交渉学について(ゲスト:法律事務所maru 代表弁護士 田口泰規)
今回から3回にわたり、弁護士でもありNPO法人日本交渉協会の相談役でもある田口氏にお話を伺います。 初回は、弁護士業務と交渉学の関連性について伺います。
【ゲストプロフィール】
田口泰規(たぐちやすのり)氏
法律事務所maru 代表弁護士
NPO法人日本交渉協会 相談役
<経歴>
出雲高等学校 卒業
東京大学法学部 卒業
神戸大学法科大学院 修了
西村孝一法律事務所 入所
法律事務所maru 開設 2021年
▼中国大陸からアクセスされている方はこちらからお聴きください。
▼中国大陸以外からアクセスされている方は下記サイトよりお聴きください。
——
「交渉進化モデル 3つのタイプ」
Level 1 奪い合い型
Level 2 価値交換型
Level 3 価値創造型
——
【TODAY’S TOPICS】
- 弁護士の仕事も交渉学も、様々な行き違いを治めることに共通点
- 交渉学を学び着目点を広げることで、弁護士として紛争解決の幅を広げることができる
- 弁護士とは言え、利害関係の調整を学ぶ機会は多くはないため、交渉学を学ぶ価値がある
- 優れた弁護士は「裁判に勝つ」以前に「依頼者の目的を遂げること」を目指す
- 交渉学を学ぶことで、新しい時代の弁護士像を描ける
- 社名「maru」の由来:主張の循環により様々な感情を引き出し、相互理解へとつなげるシステム
- 対立関係にある人たちに弁護士として関わることで、未来につながる新しい関係を築いていきたい
交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、
「交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。
◎伝える人:安藤雅旺(あんどうまさあき)・株式会社トランスエージェント代表取締役。NPO法人日本交渉協会代表理事。「仁の循環・合一の実現」を理念に、交渉力協働力向上支援事業、BtoB営業マーケティング支援事業などを展開している。
著書:『心理戦に負けない極意(共著)』PHP出版・『中国に入っては中国式交渉術に従え!(共著)』日刊工業新聞社・『交渉学ノススメ(監修)』生産性出版・『論語営業のすすめ』生産性出版
◎聞く人:星野良太・人まず株式会社代表。コピーライター・講師。声の対談メディアWorkTeller主催。
著書:「コロナ時代に、オンラインでコーチングをはじめてみた。」
【運営】
日本交渉学協会/高い交渉力を持ち社会に貢献できる人物を「交渉アナリスト」資格として認定する活動や、交渉力向上に役立つ情報発信、企業や大学、行政機関での交渉力普及のための研修コンテンツの提供などを実施。
【関連資格】
交渉アナリスト/MBAレベルの交渉学の知識と交渉技術を兼ね備えた、交渉の実践者を認定する資格。