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人をつなぐ、未来をつなぐ。 トレードオンの交渉学

Vol.24 グローバル交渉研究③ 中国編

交渉とは、ズルいものでも怖いものでもありません。限られた資源を奪い合うのではなく、むしろ大きく育てていく創造的なスキルです。自分と交渉相手、社会とをつなぎゆたかにする、これからの時代の交渉学を知ってみませんか。この番組では、対談形式で身近な事例から交渉の真の価値を皆さまにお伝えしていきます。


グローバル交渉研究③ 中国編

3回にわたり扱ってきたグローバル交渉研究 中国編。最終回となる今回は、中国人と日本人、異なる文化背景を持つ者同士で信頼関係を深めていくためにはどうすればいいのかを、有識者へのインタビューから見ていきます。

▼中国大陸からアクセスされている方はこちらからお聴きください。

▼中国大陸以外からアクセスされている方は下記サイトよりお聴きください。

【TODAY’S TOPICS】

・日本と比較した際の中国社会の特徴
1. 個人が持つ権力が大きい
2. 信用しない前提からの付き合い
3. 組織への忠誠心より、個人間の関係がつよい
・日本人と中国人で協働関係を構築する方法
→心の通う関係づくり:飲食の場への参加/冠婚葬祭への参加/言行一致/家族交流
→時間とお金を惜しまずに、誠実で平等な付き合いを積み重ねる
→お互いの歴史や文化に敬意を持つ

——–

◎原田則夫氏のソリッド社再建事例
・ソニー恵州の社長を経てソリッド社(音響設備のOEM)の経営再建を担う
・OEM工場として、ワーストランクから品質もコストパフォーマンスもTOPへ
・従業員の大半を占める「出稼ぎ労働者」の理解に努めた
 →休日を使い、彼らの実家へお金を払いホームステイを実施する生活を何年も続けた
 →「従業員への理解が深まれば、厳しく真剣に接することができる」
・3つのキーワード ①機会均等 ②発展空間 ③志の一致
 →「志を一緒にすれば、対立は乗り越えられる」

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・自己人(ツーヂーレン)から進化させ、共志人(ゴンチーレン)を目指そう

お聞きいただきありがとうございました。
交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、
「交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。

◎伝える人:安藤雅旺(あんどうまさあき)・株式会社トランスエージェント代表取締役。NPO法人日本交渉協会代表理事。「仁の循環・合一の実現」を理念に、交渉力協働力向上支援事業、BtoB営業マーケティング支援事業などを展開している。
著書:『心理戦に負けない極意(共著)』PHP出版・『中国に入っては中国式交渉術に従え!(共著)』日刊工業新聞社・『交渉学ノススメ(監修)』生産性出版・『論語営業のすすめ』生産性出版

◎聞く人:星野良太・人まず株式会社代表。コピーライター・講師。声の対談メディアWorkTeller主催。
著書:「コロナ時代に、オンラインでコーチングをはじめてみた。」

【運営】
日本交渉学協会/高い交渉力を持ち社会に貢献できる人物を「交渉アナリスト」資格として認定する活動や、交渉力向上に役立つ情報発信、企業や大学、行政機関での交渉力普及のための研修コンテンツの提供などを実施。

【関連資格】
交渉アナリスト/MBAレベルの交渉学の知識と交渉技術を兼ね備えた、交渉の実践者を認定する資格。

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